埼玉県大宮市と言えば盆栽。
盆栽業者が多く、大宮盆栽村はBONSAIの聖地として海外の方からも注目されるスポットです。

こちらの最中は「盆栽最中」というお名前。
昭和30年に大宮の和菓子屋が集まり「大宮に銘菓を」ということで、開発されたお菓子になります。
今でも数店舗の和菓子屋さんが販売を行っており、最中の皮のデザインが一緒です。各お店オリジナルの餡を挟んだ大宮銘菓となっています。

餡がずっしりとしたお茶請けにとても良い最中になります。
なかなか見栄えするものでしたので、ゆっくりとご紹介いたします。

なお、こちらの盆栽最中は「和菓子司あたらし」で購入したものです。

※大宮盆栽村は、6つの盆栽園（九霞園・藤樹園・清香園・蔓青園・芙蓉園・松濤園）と盆栽美術館「さいたま市盆栽美術館」があります。
※海外の盆栽愛好家の観光スポットとしても人気です。

• 外箱と箱の中身
• お菓子の紹介
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

外箱と箱の中身

箱包装と化粧箱は落ち着いたデザイン。
箱はしっかりした厚手の紙でできたいいものです。

全部で10個入りのものです。

お味は、3種類あり

• つぶ
• こし（皮が薄紅色）
• 抹茶（皮が白色）

それぞれ、つぶ4個、こし3個、抹茶3個 が入っておりました。

お菓子の紹介

形は綺麗な丸型をしており、直径7cm程。
重さは、50グラム程。（包装込み）

ひとつで十分満足できるような大きさかと思います。

最中の絵柄は、3種のお味とも同じです。
盆栽の松の絵柄に盆栽の文字。裏面も同様のデザインでした。
シンプルながら大宮盆栽の特徴と和菓子の雰囲気に合うものかと思います。

最中の中には餡がぎっしり詰まっています。
餡には水飴が十分に含まれており、粘性のあるやや甘めの餡になりますが、餡は食べ飽きさせない美味しいものです。
甘さのある餡ですので、濃い目の緑茶などにとてもよく合うものかと思います。

こし餡のものは、最中の皮が薄紅色になっております。

どちらかと言えば、こし餡の方が甘いように感じます。
また、つぶ餡のように小豆の皮の歯ざわりがないためか、餡にねっとりした感じもありました。
この辺りは好みだと思います。

それから最中の原材料はとてもシンプル

砂糖・水あめ・餅米・寒天・小豆

この他、こしあんは最中の着色料が含まれているのと、抹茶は白いんげん、抹茶が含まれているのみになります。

余計なものが含まれていないので安心していただけるのもいいところですね。

見た目からも濃い抹茶のお色の抹茶餡。
実はそこまで濃い抹茶の風味はなかったものですが、餡の甘さもあることで濃い目の抹茶が薄らいでしまったのかもしれません。
とは言え、風味の良さなら抹茶餡が一番だと思います。

どのお味も最中の皮の香ばしさが良く、餡のお味もとても美味しかったと思います。

最後になかなか雰囲気の良かった化粧箱を別角度から。
和菓子に合う落ち着いたもの。
手土産にいいものだと思いました。

※9月購入。秋らしいカラーなので季節によりデザインが変わるかもしれません。

原材料表記

原材料は写真の通り。シンプルな原材料ならではの表記方法だと思います。
日持ちは5日間程でした。

お店の手提げ袋

お店の手提げ袋は写真のようなものになります。

価格の情報

和菓子司あたらし「盆栽最中」10個入の価格は、
1,462円（税込）

10個の最中
1個あたり146円くらい

※価格は、2019年9月購入時のものです。

他にも15個入、20個入のものが販売されています。

販売先の情報

和菓子司あたらし

店舗での販売と大宮タカシマヤの銘菓百選で一部の品の取り扱いがあるようです。
店舗は大宮駅から1.5キロ程離れた場所にあり、初めての来店の場合は地図必須だと思います。
通販の場合は、電話かメールでの受付。

また、公式ホームページに紹介されている商品はごく一部の品です。
詰め合わせなどもありますので、用途に応じてご対応いただけると思います。

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。