「月世界」は、

『新鮮な鶏卵と和三盆、白双糖を煮詰めた糖蜜と合わせて乾燥した口当たりのよい上品な菓子で、富山を代表する銘菓です。』

お菓子の紹介文を拝借させていただきました。
こちらの紹介文の優れたところは、原材料を見てわかります。

原材料名「砂糖、卵、寒天」

砂糖は、和三盆と白双糖（ザラメ）を用い、鶏卵と寒天で形状を作り、乾燥させ独特な口当たりを完成させる。
見目は飾らず、今も昔も変わらぬ菓子は、和菓子の良さが感じられます。

富山を代表する銘菓「月世界」を写真と共に拝見していただければ幸いです。

• 外箱と箱の中身
• お菓子の紹介
• 原材料表記
• 価格の情報
• 販売先の情報

外箱と箱の中身

写真のものは、百貨店の銘菓コーナーで購入のもの。元から包装がされておりました。

こちらは通常の箱デザインになりますが、お土産売り場では可愛らしい小箱のデザインもあるようです。（ポップな感じで6種のデザイン）

1本4個入り。1個につき2切れ封入されています。
また、お菓子は和紙に丁寧に包まれますが、よく見るとウサギの姿がプリントされています。

些細なところかもしれませんが、こういった所もお菓子の雰囲気が伝わっていいですね。

お菓子の紹介

月世界は、和三盆とザラメ、鶏卵と寒天で形作り乾燥させた干菓子。とても軽く、今風に言えばエアリーと言った感じでしょうか。

ひと口してみると、歯応えはしっかり感じるけれど、自然と口の中で溶け込むような食べ口。
お味は、和三盆とザラメに鶏卵が柔らかさを加えてくださり、食感と合わさり心地の良い甘さがあります。

それと、どんな味と似ているかと言ったら、カステラ。
小麦粉こそ入っていませんけど、使われる材料と言えば似ていますものね。
食感は異なれど、お味に共通したところがあるのかもしれません。

それから、一緒にいただいた家族の感想だと、

「美味しいというより、銘菓って味だね～」

と、何とも味気のない感想を。（無粋ですみません）
でも、和菓子の良さって味だけじゃないから、何も気にせずパクリと食べたらこんな感想が普通なのかも。（美味しいのはそうなんですよ）

月世界本舗さんの創業は、明治30年（1897年）とのことです。
数年前に日清戦争があった時世ですので、歴史ある長く親しまれる富山の名店というのが伝わります。

昔ながらの製法の上品な和菓子。でもどこか素朴さもある。
限られた素材の中で和菓子の良さを伝えた先人の想いは、味わい深さを感じました。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは1ヵ月程でした。

カロリー

※1個（2切）で約10グラムです。

価格の情報

月世界本舗「銘菓 月世界」1本の価格は、
486円（税込）

4個の和菓子
1個あたり121円

※価格は、2021年3月15日時点のものです。

他にも各種入数のものが販売されています。

販売先の情報

月世界本舗

上記店舗の他、百貨店の銘菓コーナーでの取り扱いもあるようです。（私は三越で買いました。高島屋、そごう、東急などでも取り扱いのあるお店もあると思います）
また、通販では、金沢楽座、百選横丁、お菓子ネット.comでのお取り扱いがあるそうです。

食べてもらった方から感想をいただきました。

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。

銘菓　月世界 (3本入)

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月世界本舗

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