魚の絵姿がとても映えるおせんべい。

香川県高松市のお店「象屋元蔵」（さきやもとぞう）のおととせんべい。

瀬戸内海の身の締まった海の幸を手焼きし、味をぎゅっと閉じ込め、せんべいの上に姿焼き。

大正時代の文化、身近にある小魚やエビなどをそのまま使い、せんべいにしていただいていたそうです。

見て楽しめ、興味深いおととせんべいをご紹介いたします。

• 外箱と箱の中身
• おせんべい（魚）の種類
  • たこ
  • えび
  • いか
  • かえりちりめん
  • あじ
• 価格の情報
• 販売先の情報

外箱と箱の中身

おととの意味は、お魚です。

幼児語の「とと」「とーと」など。
「疾（と）」は、魚が素早く泳ぐ様から来ているとする説。

おととは、漢字で書くと「御魚」
「お」の部分は、「とと」に「お」をつけて丁寧に表現したということ。文字通り「おさかな」

また、「とと」は幼児語ではありますが、

とっとと失せろ

は、「疾（と）」から由来して、大人も使ったりもしているわけですね。

※森永製菓のお菓子「おっとっと」も色んな魚の形をしたお菓子ですが、おとととは全く関係がないようです。
（酒がこぼれそうになって「おっとっと」というお茶目な由来のようです）

箱は、シンプルながら厚紙のしっかりしたものでした。

写真は、中身を写したものですが、おせんべいの上にクッションシートが敷かれていて、割れにくい工夫をしてくださっています。

こちらの箱は、6枚入りのもの。
同封されていたミニ図鑑によると、おととせんべいに使用される魚は約15種類のようです。
どの種類のお魚が入っているかは、季節によって異なり、開けてみてからのお楽しみということでしょう。

とても素敵な姿焼きなので、一枚一枚写真に撮ってみました。

おせんべい（魚）の種類

たこ

身姿が映えますね。

実は、購入の際、6枚入にはたこが入っていないと注記があったのですが、入っていた。（本当にランダムなのかも）

えび

これがダブってました。

でも、えびのダブりはアタリとも言えます。
茶色っぽくなっているところが海老味噌がしみ出したところで、最も風味を楽しめるおせんべいになっていますので。

いか

少しわかりづらいのですが、いかです。
目の部分がつぶれてしまっていなければ、わかりやすかったですね。

かえりちりめん

鰯の子、しらす（ちりめん）の体が大きくなった（かえった）姿の「かえりちりめん」

確かに、しらすより大きい姿をしています。

あじ

ひれや尻尾が少し黄色がかっているのがアジみたいです。（これはきっとアジ）

以上、お魚のおせんべい図鑑でした。

おととせんべいは、見栄えがするように、1枚 8cm×12cm くらいの大きさです。
こちらは、小判サイズのものになりますが、大判のものもあります。（大判は、11cm×16cm くらい）

また、おせんべい自体は、小麦に出汁（昆布といりこ）加えたシンプルなもの。
魚の風味を楽しめるお味になっています。

見て楽しめ、印象にも残るおせんべいです。
丁寧な包装もされております。
贈答用にも向くと思いますので、その際はご検討くださいませ。

それから日持ちは、2ヵ月程でした。

価格の情報

象屋元蔵「おととせんべい」6枚入の価格は、
1,080円（税込）

6枚のおせんべい
1枚あたり180円

※価格は、2020年9月30日時点のものです。

他にも各種入数のものが販売されています。

※10枚入りのものから、大判せんべいが2～4枚加わります。6枚入りと比べて単価が上がっているのはこのためです。

販売先の情報

象屋元蔵

上記店舗の他、JR高松駅内のお土産売り場（KIOSK高松銘品館）、高松空港（ANA FESTA）、松山空港、高松自動車道（府中湖PA下り）、道の駅（源平の里むれ）、かがわ物産館 栗林庵（栗林公園内）、東京都内のアンテナショップ（香川・愛媛せとうち旬彩館）でお取り扱いがあるようです。
また、公式ホームページにオンラインショップができました。こちらでも購入が可能です。

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。