岡山のお土産と言えば、きびだんごよりこちらを選ぶ方も多いのではないでしょうか？

「きび田楽」は、四角いお餅に砕いたくるみが練り込まれ、たっぷりきな粉をまぶし、つまようじが刺さった田楽のような形をしたお菓子です。

香ばしいきな粉と柔らかなお餅とくるみの食感が、素朴ながら幅広い年代に親しまれるお味かと思います。

• きび田楽と尾道田楽（福山田楽）との違いは？
  • 同名、別会社の「金萬堂本舗」
• きび田楽の紹介
• 原材料表記
• 価格の情報
• 販売先の情報

きび田楽と尾道田楽（福山田楽）との違いは？

文字通り、岡山銘菓であるきび田楽ですが、広島尾道市に訪れると「尾道田楽」という名前で販売されています。
これが尾道市のお隣、福山市になると「福山田楽」となるわけですが。

こうした銘菓と呼ばれるものが、地名を変えて同じ商品で販売されているとちょっとご当地感が薄れませんか？
せっかく、旅先のお土産に。と思って買ったものが、色々なところで買えるとなると少しがっかりしてしまいます。

きび田楽・尾道田楽・福山田楽の製造元を見てみたら

「有限会社 金萬堂本舗」

やっぱり同じメーカーか・・・と思ったのですが調べてみると同名ですが別会社のようです。

同名、別会社の「金萬堂本舗」

購入したきび田楽に入っていたきび田楽の由来なんかを見ているとかなり古くからの名物というのがわかります。
「安政年間当時の備前岡山藩主からもお国の名物として推賞されたのであります・・・」
とあり、安政年間というと1855年～1860年の時代です。歴史がありますね。

それで、本当に名前を変えて販売しているのか気になって企業情報を調べてみました。
以下は、きび田楽と尾道田楽（福山田楽）の企業情報の比較です。

このように、岡山のきび田楽の会社と広島の尾道田楽の会社は、社名が同じ別会社です。
また、福山田楽は、尾道田楽の方の会社が作られています。

色々と調べている中、きび田楽と尾道田楽が同じ製造元のように書いているサイトもありましたが、あれは間違いのようです。
確かにどちらも有限会社で同名の社名で紛らわしいですが、別会社なんですね。

岡山で買える「きび田楽」と
広島で買える「尾道田楽」と「福山田楽」

似ていれど違う会社が作られている、どちらも銘菓・名物と言って良いのではないでしょうか？

きび田楽の紹介

きび田楽は、きな粉がまぶされたお餅にくるみ入り。
つまようじに刺さっているところが田楽を思わせるお菓子です。

お餅自体は、柔らかながらもきびだんごよりは少し歯応えがあります。
それから、くるみが入っていることで食感も楽しめます。
昔ながらの懐かしくなるようなお味ですね。

私的にはお値段も手頃で、職場など数を配る際にはとても良いものかと思いました。
実際、職場でいただいたこともありますしね。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは1ヵ月程でした。

価格の情報

金萬堂「きび田楽」30個入の価格は、
1,250円（税込）

30個の餅菓子
1個あたり42円くらい

※価格は、2020年7月29日時点のものです。
※購入先によっては多少価格が前後するかもしれません。

他にも8個入、18個入のものが販売されています。

販売先の情報

金萬堂本舗

岡山県の主要な観光地（倉敷美観地区、岡山後楽園、岡山城）、駅（岡山駅、新倉敷駅、倉敷駅）、岡山空港などでお買い求めできます。

食べてもらった方から感想をいただきました。

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。