福島を代表する銘菓「家伝ゆべし」

かんのやさんは、1860年から柚餅子造りを始めているそうで、160年の歴史。

ひと目見たら忘れられない形をしている「家伝ゆべし」をゆっくりご紹介いたします。

• 外箱と箱の中身
• お菓子の紹介
  • 目を引く形
  • さくらあん
  • 会津山塩あん
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

外箱と箱の中身

ゆべしは、漢字で書くと「柚餅子」になりますが、こちらのゆべしには柚子が使用されておりません。胡桃（くるみ）が用いられています。所謂、くるみゆべしというものですね。
くるみゆべしは、新鮮な柚子が手に入りにくかった東日本によく見られるものです。くるみの歯応え良く、素朴な味わいになるのが特徴だと思います。

かんのやさんの家伝ゆべしの入箱は、包むようなをデザインにしているそうです。
「包む」というのは、物を包む以外に「心を込める」意味が含まれているからだとか。
写真ではわかりづらいのですが、確かに包むような箱のデザインをしていらっしゃいます。

1箱、4袋×2個入りとなっています。
個人的には1袋に1個入っている方が、多すぎず食べ過ぎずでいいなと思ったのですがどうでしょう。
一人で開けてしまうと、2個は食べきれない時もあります。

お菓子の紹介

目を引く形

家伝ゆべしは、この形が目を引きます。
本当に独特の形をしているのですが、鶴が翼を広げた姿を模しているそうです。

私の美的感覚からすると、一見、ヒトデのようにも思えてしまい、なぜこんな形に仕上げたんだろう？？
と思ってしまった次第ですが、かんのやさんのホームページを見てみると、

「その昔三春城主 “田村義顕” 公の祖先 “坂上田村麻呂” が2羽の丹頂鶴に育てられた」

この故事に由来しているそう。由緒ある姿というわけですね。本当にすみません。

それから、家伝ゆべしには、包むような形の中に餡が入っているのですが、季節によって限定商品が発売されております。

さくらあん

4月上旬まで販売のさくらあん。
※毎年だいたい3月くらいから販売しています。

「桜葉」を白餡に加えた春らしい風味のお味。

秋冬限定販売の会津山塩あん。
※秋冬限定だったと思うのですが、初夏にも見かけました。

風味の良い「会津山塩」をこし餡に加えたもの。

他にも季節によって、栗入り餡や抹茶餡、柚子入り餡などがあるようです。色々なお味が楽しめるところも良いですね。

家伝ゆべしは、生地がもちっとして柔らかですが、歯切れの良い食感です。
表面にけしの実がまぶされていますが、これが香ばしさのアクセントになっています。
中の餡は、それほど多くはありませんが、ゆべしの甘味と相まって食べやすいお味です。
餡の量を控えめにしていることで、1つをペロリ、2つ目に手を出しやすいようなお味になっているかと思います。

中の餡はこのような形でゆべしに包まれており、滑らかなこし餡となっています、

また、底面にもひと工夫あり、かんのやさんの桜のロゴがくっきりと浮かび上がっていました。
お味の良さもさることながら、箱の雰囲気やちょっとしたひと手間が垣間見れるところも魅力の和菓子ですね。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは1週間程でした。

家伝ゆべしのカロリー

お店の手提げ袋

お取り寄せの場合は、発送日を含む7日間です。遠方などの場合は日持ちが短くなってしまいますので、配慮が必要なところです。

価格の情報

かんのや「家伝ゆべし」 16個入の価格は、
1,901円（税込）

16個の和菓子
1個あたり119円くらい

※価格は、2022年7月26日時点のものです。

他にも各種入数のものが販売されています。

※公式オンラインショップ調べ（2022年7月26日時点）

販売先の情報

本店文助

郡山市を中心に福島県内主要都市に直営店舗を展開しております。
その他、県内・近郊の各高速道路サービスエリア、JR各売店、全国の有名百貨店でもお買い求めいただけるようです。
詳しくは、かんのやの公式ホームページをご確認ください。

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。

かんのや 家伝ゆべし (8個入)

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