近所の百貨店で催事出店されていた「BUTTER&bee」さん。
初めて聞くお店でしたが、どことなくこんな雰囲気のお菓子を出されているお店を見たことがあるような・・・。

「発酵バター」と「はちみつ」にフォーカスしたコンセプト、お菓子を美味しそうに魅せるディスプレイは目を引きますし、ターゲットを明確に購買意欲をくすぐる工夫がされているなと感じたものです。

試しにお一つ。バターフィナンシェを。

しかし、既視感があったのは気のせいではなかったようです。

• どこかで見たような・・・と思ってしまう外装
• 箱詰めのちょっとした要望
• 少し小さすぎやしませんか？
• バターというよりはちみつフィナンシェ！？
• 内容量が表記より少なかった
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

どこかで見たような・・・と思ってしまう外装

お土産用のお菓子なんだからどこも似通った感じになるのって仕方ないよねっていうのもそうですが、それでも「これ、何かに似てるような・・・」って思うことがあったりします。

外装の色使いやデザイン。
少ない色使いですっきりさせて、デザインもシンプルに。
菓銘は、強調しすぎない程度に高級感を持たせて。
横文字を使い、洒落た感じに。

BUTTER&beeのお店は、本社は長崎県にある「九十九島グループ」のブランドの一つです。九州地方を中心に出店されているお店ですね。
また、九十九島グループは、全国で菓子のプロデュースをされている『寿スピリット』のグループ企業です。寿スピリットのブランドには、北海道のケイシイシイ（ルタオ他）、東京のシュクレイ（築地ちとせ、東京ミルクチーズ工場他）、山陰地方の寿製菓（因幡の白うさぎ他）、ご存知のブランドがある方もいらっしゃると思います。

私もいくつかいただいたことがありますが、やっぱり既視感があったのは気のせいではなかったようです。

ブランドは異なりますが、どことなく外装の作り方、魅せ方というのが決まっているように感じますね。

箱詰めのちょっとした要望

箱を開けた時に思ったこと・・・箱詰めをもうちょっと頑張って欲しい。

写真は、お菓子の位置を整えてから撮りましたが、結構手前に詰まった感じで寄ってしまっていました。（私の持ち運びが悪かったという話も）
箱の中は、さほど隙間ができるような感じはないので、箱の中でお菓子があばれてしまう程ではありませんが、せっかく等間隔に立たせる箱の作りをしてるんだから箱詰めの時に使って欲しい。

型崩れしないようにできる作りの箱なら、対応はして欲しいと思うところです。

少し小さすぎやしませんか？

少し小さめ？いや、結構小さめだと思います。
よくある洋菓子屋のフィナンシェの二回りくらい小さくしたサイズ。（半分とは言わないけど、2割くらいは小さめ）
お値段的にもちょっと小さすぎるのでは・・・。

バターというよりはちみつフィナンシェ！？

フィナンシェ自体は、かなりしっとり目。バターの油分が多く含まれているようなしっとり感があります。

ただ、ひと口してみるとそこまでのしっとり感はなくて、表面はしっとりしているんだけど中はそこまではなく。パサッとしている程ではないんだけど、なんというか詰まっている感はないんです。濃厚さに欠けるというか。
手に取った感じと食べた感じでギャップがあったのも大きかったと思います。

それから、お味はバターフィナンシェというよりか、はちみつフィナンシェです。
バターの風味よりはちみつの方が明らかに勝っていて、はちみつの余韻ばかり残るようなお味。
結構、味の好みが分かれるようなフィナンシェなのかなって思いました。

内容量が表記より少なかった

結構小さめだったなぁ..と思って、どのくらいの重さなんだろうと量ってみました。
栄養成分表示の1個標準は「19g」とされていますね。

手持ちの計測器だと17グラムと18グラムを行ったり来たり。ほぼ18グラムだと思います。
念のため袋入りのものも量ってみると、

小数点が表示がない量りではありますが、袋込みで19グラムといったところ。（6個全て確認してみましたが、全て袋込みの19グラム）

栄養成分表示の1個標準19グラムより正味の重さは、1グラム少ないのでは？

※厳密に言うと、栄養成分表示と内容量は必ずしも同じである必要はありません。ですが、発売から間もない品で差異があるのは、印象として少ないと思わせてしまう表記だと思います。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは2ヵ月程でした。

カロリー

お店の手提げ袋

お店の手提げ袋は、写真のようなものでした。

価格の情報

BUTTER&bee「バターフィナンシェ」6個入の価格は、
1,026円（税込）

6個のフィナンシェ
1個あたり171円くらい