小麦粉、発酵バター、鶏卵など国産の素材にこだわった菓子造りをされているお店「うぶた堂」

三重県熊野市にある和洋菓子店は、菓子博や土産物コンクールなど数々の受賞歴のある指折りの菓子舗です。

和菓子「蟻のくまの詣」は、香ばしさのある皮ときれのある甘さの小豆が特徴的でした。

• 外装と箱の中身
• 個包装のデザイン
• お菓子の紹介
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

外装と箱の中身

こちらの商品名にあります「蟻のくまの詣」は、熊野三山にお参りする人々の行列を評して、『蟻の熊野詣参り』と例えたもの。
平安時代の白河上皇、鳥羽上皇、後白河天皇が足しげく通ったと言われており、ブームというべきか信仰というべきか大勢の人が参拝に訪れたことから『蟻の熊野詣参り』と呼ばれました。

「蟻のくまの詣」は、熊野信仰にあやかり熊野詣を表現された和菓子ということですね。

外箱はダンボール地のシンプルなもの。お菓子自体の素朴さと雰囲気があったものかと思います。

全部で10個入りのものです。

個包装のデザインは「ちょっと思ってたのと違う」が本音です。

個包装のデザイン

個包装のデザインは変わりましたかね。以前販売されていたものは巾着のように上の方を紐できゅっと結んであるような形。それに絵柄も落ち着いたものでした。
個人的には以前のような落ち着いたデザインの方が良かったのですが、ちょっとお菓子のイメージと合わないような気がしました。だってお菓子自体は純朴な和菓子の面持ちですから。

お菓子の紹介

粉糖とゴマがまぶされた表面は、熊野詣参りの行列が表現されていますね。

菓子の皮は蕎麦粉の香りがよく、ダッタン蕎麦と麦焦がし粉が使用されており、香ばしい風味が強調されています。
また、食感はもそっとした感じがあり悪いものではありませんが素朴な食べ口だと思います。

中の餡は、こし餡になっており和三盆糖や粗目糖が使われ、さっぱりした甘さがありました。（もちろん甘いのですがまったりというよりさっぱりの表現が近いと思います）

見た目の素朴さやダッタン蕎麦、麦焦がし粉が皮に使われていることもあり、こし餡の上品さがありつつも懐かしさのある味わいになっているのが印象的でした。

そばアレルギーの方はご注意ですが、皮の風味とこし餡の上品さのいい味が出ている和菓子です。
熊野詣参りの折にひとつ手に取ってみるのも良いかと思います。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは2ヵ月程でした。

カロリー

お店の手提げ袋

日持ちは10日間程。お店の手提げ袋は写真のようなものでした。

価格の情報

うぶた堂「蟻のくまの詣」10個入の価格は、
1,490円（税込）

10個の和菓子
1個あたり149円

※価格は、2019年11月購入時のものです。

他にも20個入のものが販売されておりました。

販売先の情報

中の茶屋店

本店の中の茶屋店の他、熊野市駅前にも（改札出て右、50m先）あり電車でお越しの場合は駅前店がご利用しやすいと思います。
また、うぶた堂の一部の商品は花の窟にあるお綱茶屋、伊勢神宮のおかげ横丁、紀勢自動車道沿いの始神テラスPAなどでもお買い求めができるようです。
他にも公式ホームページにて通販での購入も可能ですが一部の商品に限られるようです。（蟻のくまの詣は、通販対象外※2023年6月確認時）

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。