小樽「花園だんご」でおなじみの新倉屋は、創業明治28年。120余年の歴史を誇る小樽を代表する老舗になります。

北海道開拓の歴史は、2018年で150年を迎えたばかり。（「北海道」と命名されてから150年目が2018年）
“老舗”と呼ばれる100年以上続いているお店は数が多くなく、その貴重な老舗のひとつが小樽「新倉屋」です。

名物は「花園だんご」ですが、石倉くるみ餅はお店の一番人気のお品。（店内のポップに人気商品、不動の1位とありました）

確かに石倉くるみ餅は、肉厚なゆべしと出し惜しみのない胡桃。リピートされる方も多いと感じました。
定番の石倉くるみ餅とまっ黒な胡麻味を詰め合わせで購入してみましたので、ゆっくりとご紹介いたします。

• 外箱と箱の中身
• お菓子の紹介
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

外箱と箱の中身

こちらの詰め合わせは、小樽花園本店で購入したものです。
購入の際、店頭に並んでいるばら売りのものをその場で箱詰めしていただきました。（詰め合わせ済の在庫がなかったのかも）

箱のデザインは、ノスタルジックな小樽運河の夜景。

箱は厚紙でできており、身箱（下の箱）のお色が小豆色になっています。
しっかりしており雰囲気の良いものかと思います。

全部で10個入り。
定番の石倉くるみ餅と胡麻味が5個ずつ入っています。

個包装には、石倉くるみ餅の名前の由来がちらりと。

『石造倉庫の街 小樽』

とあります。
歴史的建造物に指定されている小樽の石造りの蔵。小樽運河の周辺の倉庫群は街並みの特徴の一つでもありますね。
石造倉庫の四角い石の形を表現したものが「石倉くるみ餅」ということですね。

お菓子の紹介

大きさは、7cm弱くらい。
重さは、59グラム（包装込み）

1個の重みがなかなか。
持ち帰る際、10個入の箱の重さが意外とあったものです。
こんなに重いものだったっけ？と思っていたら、総重量にして600グラム程なわけですから、持つ手に重みを感じるわけです。

石倉くるみ餅は、ゆべし餅の美味しさもさることながら、どちらの味も濃厚なものがいいところです。

定番のくるみ餅には、ふんだんにくるみが使われており、ゆべし餅を引き立てるくるみというより、くるみを引き立てるゆべし餅と思ってしまうくらいのくるみの量。
くるみの香ばしい美味しさが好みの方は、きっと気に入るお味になっていると思います。

胡麻味の方は、濃厚な胡麻が真っ黒なお色からもうかがえます。味ももちろん濃厚さがあり、口の中でお味が長持ちするような濃さがあり、胡麻とくるみ、ゆべしの味わいが深く感じられるものと思います。

くるみがふんだんに使われているのですが、胡麻の方はやや控えめといった感じでした。写真からも胡麻の方が少な目なのがわかるかと思います。
くるみが少ないかわりに、真っ黒で濃厚な胡麻の味が引き立つようなお味になっているようです。

お店の一番人気の商品のようですが、いただいてみて納得のお味。とても美味しいゆべし餅だと思います。
小樽の本店に立ち寄ったら、喫茶でお団子。お土産に石倉くるみ餅。良き手土産になるかと思います。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは2週間程でした。

カロリー

※胡麻のみ表記がありました。

外熨斗をかけていただくと写真のようなイメージになります。

価格の情報

新倉屋「石倉くるみ餅・胡麻」10個入の価格は、
1,810円（税込）

10個の柚餅子
1個あたり181円

※価格は、2020年10月6日時点のものです。

他にも詰合せは、21個入のものが販売されています。

販売先の情報

花園本店

お店は、本店の他に小樽市内に数店舗あります。
本店は、カフェスペースがあるので名物の花園だんごで一服するのもおすすめです。
電車でお越しの場合は、駅前店（小樽駅前第一ビル1階）がお買い求めやすいかと。
同じく駅前の長崎屋にもお店が入っているのでこちらでもいいかもしれません。
もちろん、公式の通販ショップでも購入が可能です。

なお、札幌の狸小路にも新倉屋のお店がありますが、小樽のお店とは全くの別会社になります。（商品も違います）

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。