津軽藩士の珈琲物語
- 10個入
- 1,458円(税込)
- しかないせんべい
ギャラリー
珈琲とラム酒の香るほろ苦さのあるフィナンシェ。
北方警備のため蝦夷地に赴く、弘前と津軽藩士が浮腫病の予防薬として飲まれていたのが珈琲。当時、珈琲は浮腫予防の妙薬とされ、樺太など北方警備の任にあたる藩士にも幕府より珈琲が支給されていたそうです。
青森県弘前市のお店、しかないせんべいの「津軽藩士の珈琲物語」をゆっくりと紹介いたします。
外箱と箱の中身
津軽と言えば、津軽家初代当主の大浦為信(津軽為信)。南部家から独立、17年かけて津軽地方を統一。豊臣秀吉の小田原征伐の際に、いち早く参陣し、正式に津軽領主として所領を安堵されました。
青森県弘前市の弘前城は、津軽為信が築城を計画。二代目の信枚(のぶひら)が築城。慶長16年(1611年)に完成したものです。
この後津軽家は、江戸時代が終わるまで、12代にわたり津軽の地を治めることとなります。
私は、津軽と言えばやっぱり大浦為信ですが、太宰治の「津軽」でご存知の方も多そうです。
この他、競馬好きな方もご存知の方がいらっしゃるかもしれませんね。(末裔の方が、日本中央競馬会監事や馬の博物館(横浜の根岸森林公園にある博物館)の館長をしていらっしゃいました)
包装を取るとこのような箱のデザインです。
弘前藩士が北方警備の任に就く出来事が記されております。
こちらの箱入りのものは、全部で10個入りになります。
個包装は、シンプルなデザイン。ローマ字で「SHIKANAISENBEI TUGARUHIROSAKI」と書かれています。
お菓子の紹介
フィナンシェに使われる珈琲は、珈琲豆そのものを砕いたもの。いただく前は、細かく砕かれたコーヒー豆のジャリッとしたようなものが感じられたりするのかな?と食感も気になったものです。
砕いた珈琲豆に加えて、焦がしバターとラム酒で香りづけもされています。味もとても気になりました。
形は薄いクッキーのような見た目で、色はブラックココアとも思えるようなもの。
ラム酒が使われているということで、しっとり目をイメージしていましたがしっとり感はまずますといったところ。あとバターの油分のせいでしょうか?モニュっとしたような食感がありました。どこか弾力があるんですよね。少し変わっているなと思いました。
それから、コーヒー豆はジャリッと残るようなものはなく、生地にしっかり馴染んでいて風味の良い味を出しています。また、ラム酒のカラメルを焦がしたような苦味と甘みが珈琲と相性が良いですね。
珈琲味のフィナンシェですが、コーヒーや紅茶に合うようなお菓子です。ほろ苦さが感じられるフィナンシェというのも珍しく、食感は少し変わっていましたがお味はとても良かった。珈琲好きの方におすすめのお菓子だと思います。
原材料表記
原材料は写真の通り。日持ちは10日間程でした。やや日持ちが短めなので手土産でご入用の際はご注意を。
お店の手提げ袋
お店の手提げ袋は写真のようなものでした。
価格の情報
しかないせんべい「津軽藩士の珈琲物語」10個入の価格は、1,458円(税込)
10個のフィナンシェ1個あたり146円くらい
※価格は、2020年9月30日時点のものです。
他にも15個入、20個入のものが販売されています。
価格(税込) | 1個辺り単価 | |
単品 | 129円 | 129円 |
10個入 | 1,458円 | 146円 |
15個入 | 2,138円 | 143円 |
20個入 | 2,840円 | 142円 |
販売先の情報
弘前本店
住所 | 〒036-8214 青森県弘前市新寺町32 |
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電話 | 0172-32-6876 |
営業 | 9:00~19:00 |
定休 | 年中無休 |
HP | https://shikanai.co.jp/ |
地図 | 地図はこちら |
弘前本店、弘前駅ビルアプリーズ店でお買い求めができます。この他、公式オンラインショップでの購入も可能です。
※青森駅、青森空港で一部商品(らぷるやこあき)の販売があるようです。
食べてもらった方から感想をいただきました。(管理人)
紹介した商品の詳しい情報
メーカー | しかないせんべい |
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商品名 | 津軽藩士の珈琲物語 |
内容量 | 10個 |
価格 | 1,458円(税込) |
賞味期限 | 約10日 |
サイズ | 約23cm×15cm×6cm |
アレルギー | 卵・小麦・乳 |
公式ホームページやオンラインショップはこちらです。
しかないせんべい | https://shikanai.co.jp/ |
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管理人
★★★★☆コーヒーと紅茶のお供に
ひと口食べた時、最初に思ったのは変わった食感。思ってたのと違うというのもあります。別に悪いということではないのですが、フィナンシェぽくないと言えばそうかもしれません。モニュっとしてる。珈琲とラム酒の苦甘い感じは、好みが分かれるかもしれませんが、個人的には美味しくいただけました。手の込んだ作りの珈琲フィナンシェだと思います。
※感想はもらえなかったので私です。(管理人)※職場や友人へ配っていて、お味の感想をくれる人はなかなかいません。一言コメントが多いです。※あくまで個人の感想です。