近所の百貨店で見かけた『MAISON CACAO』（メゾンカカオ）さん。

結構大々的に催事出店をされており、広めのブースに専用コスチュームに身を纏った店員さんが10人近くいる様子でした。
ディスプレイされた品数も豊富で看板商品のアロマ生チョコレート、ガトーショコラ、トリュフ、タルト、バームクーヘン、クッキーと様々。
ただ、行列が出来ていたかというとそこまでではなく、レジでの会計はスムーズでした。

ちょっとお試しにと思って人気の商品を購入しようかと思いましたが、日持ちするものがいいなと思い「生チョコクッキー」をひとつ。

• ブランディングに注力
• お菓子の紹介
• 1枚100円は少しお高め？
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

ブランディングに注力

ブランディングに注力されていると感じるのは、オシャレ感のあるお店の作り、スタッフの方のコスチュームから。

お店は催事出店のため簡易な作りでしたが、広めのブースで商品を見渡しやすいように並べられておりました。催事にしては品数も豊富でしたので選ぶ楽しみもあったのがよかったです。

また、スタッフさんのコスチュームも印象的で航空機のキャビンアテンダントのような制服。2023年のコレクションのテーマである「COLOR」がデザインの制服だったみたいですが、ブランディングに力を入れられているのは見るからに伝わりました。

お菓子の「生チョコクッキー」は、12袋入り（1袋2枚入）のもの。この他、小箱入りのものも販売されておりました。

お菓子の紹介

お味は3種類。お店の商品案内によると以下の通り。

アロマチョコレート。あまり聞き慣れないチョコレートなので調べてみれば、メゾンカカオさん独自の生チョコレートの呼称のようです。
高い水分量をほこり口溶けの良さと風味の広がりが特徴とのこと。

それから『アロマ』の名前を冠していますので、イメージするのはアロマオイルのような爽やかな芳香。リラックスするような香りや華やぐような香りのイメージがありました。

ひと口した率直な感想を申し上げますと、ほぼ生チョコ。ちょっとかための生チョコみたいな感じです。
クッキー感ももちろんあり、口溶けの感じはチョコレートではなくクッキー。細かい粉粒の舌ざわりを感じる口溶け感がありました。
また、どのお味にも言えることですがやや粉っぽい感じがあります。これが生チョコ＋クッキーの特色と言えばそうかもしれませんが、粉っぽさは美味しさにはつながっていないように感じられました。

上の写真のように生チョコ感は溶けやすさからも伝わるかもしれません。
ビターのお味は、カカオの香りをよく感じられ苦味の良いお味でした。

一番食べやすいというかオーソドックスなお味はこちらかな。
ミルクチョコレートの甘味の中にわずかな塩味。香りが控えめと思うのは後味がビター程強めではないことから。

そういえばどの辺がアロマなのかって言えば、ビター、ミルクに関してはよくわからないかもしれない。

香りは、ビター、ミルクについてはチョコレートらしいカカオの香りがありましたが、ホワイトはちょっと変わった香り。
どこか洋酒のような酸味を感じさせるフレーバーがあります。
ひと口した時もこの香りが強く感じられ、原材料を見る限りだと何かしらの香料を使われていると思われます。（もしくは、コロンビア産ナチュラルカカオバターの独特な風味？）
ちょっと大人の味がすると言いますか、この風味がアロマと言われたらちょっとわかるような香りです。

1枚100円は少しお高め？

全部で12袋、1袋2枚入り。枚数で言えば24枚。価格は、2,376円（税込）。

1枚100円程度

個人的にはお味かな。美味しいのは確かですが特別感があるかというとそうではないと思いました。ここでしか食べられないお味、印象に残るお味、また食べたくなるようなお味、人に薦めたくなるようなお味。そういった特別感は個人的にはなくて。

お高いと感じるかは人それぞれだと思いますが、私は他にも選択肢はあるかなって思ってしまう印象でした。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは1ヵ月程でした。

1袋（2枚）あたりのカロリー

お店の手提げ袋

お店の手提げ袋は、写真のようなもの。
2023年のテーマ「COLOR」
書家の中塚翠涛氏によるデザインだそうです。

価格の情報

MAISON CACAO「生チョコクッキー」12袋入の価格は、
2,376円（税込）

12袋の焼き菓子
1袋あたり198円