金精軒「くるみ信玄餅」元祖や本家の真相は知らない方がいいこともある

個包装山形日持ち短め金精軒

くるみ信玄餅

  • 6個入
  • 1,101円(税込)
  • 金精軒

 信玄餅というと私がよく口にしていたものは、桔梗信玄餅。

だったのですが、元祖は金精軒の信玄餅というのをネットで目にしました。

金精軒と桔梗屋はどちらが元祖?

商品全体像
巾着入りの中には6個入っています。

そっか、元祖は金精軒なんだ。知らなかったな~。

くらいに思っていたのですが、少し調べてみると何やらあるようで・・・

商品全体像
包みを開けるとこのような感じです。

金精軒のホームページのよくある質問にも載っていて、

「「信玄餅」は、金精軒製品の登録商標でございまして他社のものは 「信玄餅」ではございません。」

と記載があるくらいです。

金精軒ホームページ「よくある質問」より

和菓子
一切れ持ち上げてから黒蜜をかけるとからめやすいです。

もうちょっと詳しく調べてみると商標やらなにやら色々あるようで、時系列にすると背景が見えやすいです。

メーカー 出来事
1968年
昭和43年
桔梗屋 信玄餅を発売
1970年
昭和45年
桔梗屋 「信玄餅」を第5回新作観光土産品コンクールに出品
1971年
昭和46年
金精軒 信玄最中を発売(信玄餅とは別商品)
※「信玄最中」の商標出願も同時期にされていたと思われる。
1971年
昭和46年
桔梗屋 「信玄餅」の商標出願するも「信玄最中」と類似のため審査が通らず
※審査の結果が出るまでいくらか時間経過があったと思われます。
1971年
昭和46年
4月1日
桔梗屋 「信玄餅」を山梨日日新聞へ広告掲載
1971年
昭和46年
4月13日
金精軒 「信玄餅」の商標出願
1972年
昭和47年
3月?
桔梗屋 「ききょう信玄餅」の商標出願
1972年
昭和47年
3月?
桔梗屋 ききょう信玄餅の名前で新聞広告を掲載
1972年
昭和47年
3月?
金精軒 「ききょう信玄餅」の名称使用に関して特許庁に異議申請
1972年
昭和47年
3月?
金精軒
桔梗屋
商標の使用に関して係争。裁判で争うことに
1972年
昭和47年
5月
桔梗屋 桔梗信玄餅に名称を変更
※この時期に商標も「桔梗信玄餅」で出願しなおしたと思われる。
1972年
昭和47年
8月
金精軒 信玄餅を発売
1973年
昭和48年
6月
金精軒 「信玄餅」の商標登録完了
1980年
昭和55年
金精軒
桔梗屋
商標の使用に関する係争の和解

※wikipediaの記載内容と桔梗屋の新聞広告紹介のページより抜粋して時系列を作りました。
※年月が定かではない部分は「?」マークをつけました。時系列は概ね正しいと思います。(ちょっと自信がないのが「桔梗信玄餅」の商標出願時期)

出典元:wikipedia「桔梗信玄餅

出典元:桔梗屋「桔梗屋をもっと楽しむ」新聞広告

和菓子
黒蜜と黄な粉

なるほど・・・商標上「信玄餅」と「桔梗信玄餅」は異なるんですね。

商標の権利で係争をしていたのですから“桔梗”をつけたからOKというわけではないような気がしますが、和解の際に双方何らかの取り決めをしたのかな。と思います。

和菓子
求肥のお餅が美味しい

どっちが元祖で、どっちが本家。とはどちらのお店も全面には出していないみたいですが、色々とあったのは確かみたいです。

「先に商品化したのが、桔梗屋。商標権を持っているのが金精軒」

こんな感じみたいですね。

信玄餅の食べ方

和菓子
黄な粉と黒蜜を絡めにくい、黄な粉がこぼれてしまう難点が・・・

長々とすみません。くるみ信玄餅も紹介をまともにしていませんが、信玄餅は有名すぎて言わずもがな。写真にて紹介と返させていただきました。

和菓子
こんな食べ方もあるらしい。お皿に移さないで食べるとするなら・・です。
和菓子
包みにそのまま開けて
和菓子
黒蜜が絡みやすいように1切れずつわけてから

(黒蜜をかけて黄な粉を絡めて食べるところは省略)

和菓子
こうするとプラケースが綺麗なままそのままプラで捨てられる。そんな食べ方でした。

原材料

原材料は以下の通り。日持ちは11日間程でした。

『砂糖、餅米粉、黒蜜、水飴、きな粉、くるみ、醤油(一部に大豆、くるみを含む)』

カロリー

1個あたり 130kcal

お店の手提げ袋

手提げ袋
外箱

金精軒と桔梗屋の信玄餅は日持ちも違いがあるんだそうです。(桔梗信玄餅は日持ちが少し長め)

価格の情報

金精軒「くるみ信玄餅」6個入りの価格は、
1,101円(税込)

6個のゆべし
1個あたり184円くらい

※価格は、2020年6月18日時点のものです。

他にも4個、10個入りのものが販売されています。

価格(税込) 1個辺りの単価
4個入 723円 181円
6個入 1,101円 184円
10個入 1,749円 175円

販売先の情報

金精軒台ヶ原本店

住所 〒408-0312 山梨県北杜市白州町台ヶ原2211番地
電話 0551-35-2246
営業 平日:9:00~18:00
定休 木曜日
HP https://www.kinseiken.co.jp/
地図 地図はこちら

直営店は、山梨県北杜市の台ヶ原店があります。東京都内では、山梨アンテナショップ「富士の国やまなし館」(JR東京駅八重洲口徒歩4分)で販売があります。詳しくは公式ホームページにてご確認ください。

食べてもらった方から感想をいただきました。(管理人)

管理人

山形の定番土産

武田信玄公にあやかった山形の定番土産ですね。黒蜜に黄な粉に求肥のお餅はいつ食べても美味しいです。

※感想はもらえなかったので私です。(管理人)
※職場や友人へ配っていて、お味の感想をくれる人はなかなかいません。一言コメントが多いです。
※あくまで個人の感想です。

紹介した商品の詳しい情報

メーカー 金精軒
商品名 くるみ信玄餅
内容量 6個
価格 1,101円(税込)
賞味期限 11日間
サイズ 約16cm×13cm×9cm
アレルギー 大豆・くるみ
カロリー 1個あたり 130kcal

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。

金精軒 https://www.kinseiken.co.jp/

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お土産まいり管理人

職場や友人、大切な方へのお土産。実際に見て・買って・食べてみて書いています。手提げ袋や包装紙の写真も載せています。購入検討の助けになれば幸いです。