秋田の「榮太楼」さんは、創業は明治十六年（1883年）。140年近くの歴史もさることながら、品や質の良さが伝わる和菓子屋さんだと思っております。

お味だけでなく包装や手提げ袋、お菓子の入った箱も気に入っていまして、和菓子の名店の一つでもありますね。

矢留の香りは、梅風味の餡を求肥のお餅で挟み、紫蘇を添えた香り高い餅菓子になります。

• 質感の良い化粧箱
• お菓子の紹介
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

質感の良い化粧箱

化粧箱に包装紙をつけていただくと写真のような感じになります。
落ち着いたお色と店章のみの絵柄がいいものです。

和紙掛けの質感の良さが伝わる箱もまたいいものです。
作りの良い箱に入っていると中のお菓子の期待感も上がりますよね。
贈答に向くよい箱だと思います。

全部で8袋入りのもの。ひと袋ふた切れ入りです。
箱詰めにも丁寧さが窺えます。

お菓子の紹介

お菓子は、上面の紫蘇がなんといっても個性を感じます。

上の写真は片栗や上新粉がよくかかっているもの。
最初は気付かなかったのですが、二切れある内の一切れに粉がかかっており、もう一切れには粉をあまりかけていないようでした。（何袋か同じような感じでしたのであえてそうされていると思います。もしくは二種類の紫蘇を使われているのかもしれません）

お菓子の見栄えは決していいとは言えないかもしれませんが、こうした和菓子に品の良さを感じてしまうのは日本人ならではでしょうか。
個人的には薄い紫蘇を丁寧に添えられた様子がいいなと思うところです。

横から見てみると柔らかいお餅の間にお色同じく餡が挟んであるのが見て取れますね。
波を打つかのように不均一ではありますが、上手いこと餡を挟んでいるなって思います。

ひと口いただいてみると、ふんわり紫蘇のいい香り。
お餅の弾力がよく、餡には梅の味。といってもほのかに梅が感じられる程度。風味のいいものです。
最後に紫蘇が口に残るような感じがありますが、紫蘇の苦味のような味もありません。

お餅はやや甘め、餡も挟んであることで甘く柔らかいお味であるのは確かですが、紫蘇や梅の風味がよくきいており、これが加わることで単なる甘い餅菓子ではなく、どことなく上品さを感じさせる味わいがあるんですね。

私はけっこう気に入っています。

だって、こんな和菓子が旅先の旅館のお着き菓子で出てきたら、日本茶と一緒にほっと一息いい気分につけますよ？
いい和菓子～って思っちゃうと思うんですよね。

原材料表記

原材料は写真の通り。とてもシンプルです。日持ちは二週間程でした。

カロリー

一切れでおおよそ60kcalちょっとといったところだと思います。

お店の手提げ袋

お店の手提げ袋は、写真のようなものでした。

価格の情報

榮太楼「矢留の香り」8袋入の価格は、
1,840円（税込）

8袋の餅菓子
1袋あたり230円

※価格は、2021年10月12日時点のものです。

他にも12袋入のものが販売されています。

販売先の情報

幸町店（本社、工場）

幸町店以外にも秋田市内に数店舗のお店があります。
通販では、公式オンラインショップの他、楽天にも公式ストアを出店されております。
詳しくは、お店のホームページにてご確認ください。

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。