文楽せんべいは、文楽人形のかしら（首）の焼印がいいんですよね。出来栄えがとてもいい物。
人形浄瑠璃文楽を観覧の折には、ご自宅用に購入し、後日余韻に浸る方もいらっしゃるのでは。

文楽せんべいは、小麦と玉子の甘いおせんべいになります。
甘い小麦系のおせんべいというと、各地でゆかりのある焼印のものが販売されておりますが、こちらの焼印も秀逸です。
画家の仙波久栄さんによる絵柄に味があり、焼き目もぼやけることなくくっきりと浮き上がるような出来栄えになります。

「文楽せんべい かしら集」は、見て楽しめて、食べて美味しい、とても良いお土産だと思います。
外装やお菓子の写真など色々と撮ってみましたので、お時間あれば見てみてください。

※人形浄瑠璃文楽は、ユネスコの世界の無形遺産保護の一環である「人類の口承及び無形遺産の傑作」（無形文化遺産）に登録されています。

• 外装と箱の中身
• お菓子の紹介
• 原材料表記
• 価格の情報
• 販売先の情報

外装と箱の中身

写真は、箱入りの包装紙。
時姫（娘首）の絵柄と文楽せんべいの文字入りのものでした。

また、右上には「大阪産（もん）名品」の認証入り。（大阪府の名品に認定されています）

包装紙を取ると紙箱にも絵柄つき。
こちらは、松王丸（文七首）でした。

お菓子は、左右2袋に分けて密封袋に入っています。
こちらは、全部で18枚入りのものになります。

また、個包装の絵柄は、8種類ありました。

絵柄は、

上段左から「松王丸（文七首）」、「（大入の文字）」
中段左から「時姫（娘首）」、「忠信（源太首）」、「お染（娘首）」
下段左から「三番叟（チャリ首）」、「阿古屋（花魁首）」、「お千代（老け女形首）」

になります。

お菓子の紹介

おせんべいの焼印も8種類ありました。
個包装の絵柄とはまた違ったもので、封を開けて見る楽しみもありますね。

最後の治兵衛は、私が開けた中には入ってなかったので、栞から拝借しています。

眉間や目元、口元に表情があって、個性的な顔立ちがよく表現されているものですね。

それからお味は、小麦と卵を使った甘めのおせんべいで、見た目通りの味わいかと。
小麦系の甘いおせんべいは、どのお店でもさほど味は変わらないとは思いますが、これはこれで安定の味。
薄いおせんべいなので、固さもなく食べやすいところもよかったです。

こちらで紹介した品は、かしら集になりますが、他にも三味胴型の「さわり集」も販売されています。

見て楽しめるいいお土産で、自宅用にも友人向けにも配る用にもいいお品だと思いました。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは2ヵ月程でした。

カロリー

1枚の重さは約9グラムでしたので、1枚あたりに換算すると約39kcalになります。

価格の情報

菓匠文楽「文楽せんべい かしら集」18枚入の価格は、
1,080円（税込）

18枚のおせんべい
1枚あたり60円

※上記の価格は、2021年9月27日時点のものです。

他にも各種入数のものが販売されています。

販売先の情報

菓匠文楽 本店

本店の他、大阪の国立文楽劇場店、JR難波駅のOCATの直営店があります。
また、通販では、公式オンラインショップでのお買い求めも可能です。

※大阪城天守閣内売店では、文楽せんべいと大阪城＋豊臣家の家紋の焼印入のものも販売されているようです。

詳しくは、公式ホームページでご確認ください。

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。