中津川と言えば栗きんとんの発祥の地として知られますが、地元ではたくさんのお店が栗きんとんづくりをしていらっしゃいますね。
多くのお店が栗と砂糖のみの材料で茶巾絞りの手作り。ほこほこと炊き上げた栗きんとんは、冷やしてから栗の形に仕上げられます。

手作りらしい素朴な形と栗の香りと淡い甘味が美味しい松葉さんの栗きんとんを購入してみました。

• 外箱と箱の中身
• お菓子の紹介
• 栗の産地は、出来れば中津川産がいいですね
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

外装と化粧箱

包装紙、外箱は落ち着いた雰囲気のもの。

こちらは6個入りのものになります。
私は催事で購入させていただきましたが、お店や公式オンラインショップでは10個入、15個入など各種入数の販売があるようです。

個包装は巾着包みのような形。
大きさは、ひと粒の栗と同じくくらいになりますね。

お菓子の紹介

密封袋から取り出した時点で、栗の香りがふわっと伝わってきます。（良い香りとか甘い香りとかではなく、本当に栗っ！という感じ）

栗きんとんの色味は、お世辞にもいい色合いとはいきませんが、自然な風合いといった感じなんだと思います。

ところどころに粗ごしの栗の粒が見られます。
ひと口してみると柔らかな食感、しっとりした印象はありつつもパサッとした感もあります。とは言え口どけはいいものです。この辺りは丁寧に栗をつぶし、煉られているからでしょうね（機械でだとは思いますが）。それから粗ごしの栗の粒はさほど感じられません。

お味は、どちらかと言えば甘め。保存を利かせるために砂糖を少々加えていると思いますが、甘さ加減はお店の味が出るところですね。栗本来の甘味でいただきたい方にはやや甘めなのかもしれません。

（やや甘めを補足しておくと、中津川の栗きんとんの中ではの話です。基本的には甘さ控えめではありますが、他のお店と比べるとやや甘めの部類かなといったくらいの違いだと思います。この辺りは好みにもなりそうです。）

上の写真ではよくわかりませんが、底面は少しへこませて形を整えていらっしゃいます。

栗と砂糖のみで作られる栗の美味しさが詰まった和菓子。
栗きんとんというと、つい、思い浮かべてしまうのはおせち料理の栗きんとんですが、和菓子の栗きんとんは栗そのものの美味しさが味わえますし、この時期だからこその良さがありますね。
（おせちの方は「栗金団」。和菓子の方は「栗金飩」。さつま芋餡が使われているかいないかなどの違いもあり）

栗の産地は、出来れば中津川産がいいですね

ちょっと余談。
中津川には栗きんとんを扱う和菓子屋が多くありますが、意外と地元の栗を使うお店は少なかったりします。
もちろん、お店によっては中津川や岐阜県産の栗にこだわって作られているお店もありますが、多くは県外産（熊本や宮崎産）が多いようです。
（松葉さんは産地の具体的な表記がなく、HPの商品説明にも産地の記載はありません）

産地により栗質や特徴も違いますし、一概に地元の栗だから美味しいとは言えないかもしれませんが、地元であればこその新鮮さはあるのだと思います。

『中津川の栗きんとん』と聞けば、地元の栗を使ったここでしか食べられない味。というのを思い浮かべる方もいらっしゃると思うんですね。
作り方やお菓子の形はどこもほとんど一緒。
だからこそ、中津川産（岐阜県産）の栗を使った栗きんとんがいいなって思ったところです。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは一週間程でした。

カロリー

お店の手提げ袋

お店の手提げ袋は、写真のようなものでした。

価格の情報

松葉「中津川 栗きんとん」6個入の価格は、
1,652円（税込）

6個の栗きんとん
1個あたり275円くらい

※価格は、2021年12月13日時点のものです。
※栗きんとんの販売時期は、毎年9月～2月くらいになっています。

他にも各種入数のものが販売されています。

販売先の情報

松葉

上記本店の他、催事出店で各地の百貨店で購入できることもあります。（私も百貨店で買いました）
また、通販では公式オンラインショップで購入できます。他にも楽天での販売もありました（2021年12月13日確認）。
なお、販売時期は毎年9月～2月くらいのようです。
詳しくは、公式ホームぺージをご確認ください。

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。