鳴鐘の柿(めいしょうのかき)
- 9個入
- 650円(税込)※2019年9月購入時
- 鹿栖庵 丸福もりもと
ギャラリー
『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』
正岡子規の名句にあやかった「鳴鐘の柿」(めいしょうのかき)
奈良県銘菓のこちらのお菓子は、名前と見た目のギャップもなかなか。お菓子自体は、可愛らしいです。小さな柿の実の部分は、お餅で表現され、ヘタの部分は昆布を用いて食感までも再現される、工夫が凝らされたものです。
お餅と中の餡のバランスも良くて結構美味しかったお土産です。
外箱と箱の中身
箱包装のデザインは、結構お堅いイメージがありますね。また、箱は無地の普通のものでした。
一袋、ひとまとめに9個入っていました。開封後は早めにいただいた方が良さそうです。
お菓子の紹介
一番は、ヘタの部分。緑の葉っぱの部分は、お餅を着色して表現されていますが、中心の茎の部分が昆布でできています。茎の固さを表現するだけでなく、昆布の塩分のお味がアクセントになりひと味加えた面白いものになっています。けっこう凝った造りだと思いました。
それから、お餅の中に柿餡が入っていますが、餡自体はやや少なめ。食べていてお餅の方がよく感じられるもので、求肥の食感のいい甘さ控えめな餅菓子といった様子です。柿のお味がよく出ているものでした。
中の餡の感じは、うまく写真に撮れなかったのでこちらもご参考くださいませ。
それからひとつ残念なところも。
お餅を容器から取り出す際、お餅の底面がくっついてしまっていました。見た目は、殿粉がまぶされていてくっつかないように見えるのですが、底面が少しくっついてしまっています。くっついてしまっていると取り出す時に形が崩れてしまうので、よくありません。そのまま口にほうってあげるならあまり関係ないのでしょうけど、せっかくいい形をしているのにもったいない部分だと思いました。
とは言え、見た目も味も柿をよく表現されているいい物だと思います。手頃なお値段なところも買う側にとってありがたいところです。ちょっとしたお土産であれば、いいかも。
原材料表記
原材料は写真の通り。日持ちは1ヵ月程でした。
価格の情報
鹿栖庵 丸福もりもと「鳴鐘の柿」9個入の価格は、650円(税込)
9個の餅菓子1個あたり72円くらい
※価格は、2019年9月購入時のものです。
他にも16個入のものが販売されています。
価格(税込) | 1個辺り単価 | |
9個入 | 650円 | 72円 |
16個入 | 1,080円 | 68円 |
販売先の情報
法隆寺など奈良の観光地のお土産売り場で見られます。駅前のお土産売り場や奈良県内の道の駅でも販売があると思いますので、手に取りやすいお土産です。
食べてもらった方から感想をいただきました。(管理人)
紹介した商品の詳しい情報
メーカー | 鹿栖庵 丸福もりもと |
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商品名 | 鳴鐘の柿 |
内容量 | 9個 |
価格 | 650円(税込)※2019年9月購入時 |
賞味期限 | 約1ヵ月 |
サイズ | 約16.5cm×13cm×3cm |
アレルギー | 乳・大豆 |
公式ホームページやオンラインショップはこちらです。
奈良最大級のお土産売り場、なら和み館のURLが以下になります。(私が購入したサイト)
なら和み館 | https://www.worldheritage.co.jp/nagomi/ |
管理人
★★★☆☆柿の再現率
見た目も味もまんま柿。味も餡が少な目で甘すぎないところも良かった。求肥の柔らかな食感が良く、柿の味がよく表現されています。ヘタの部分は最初、食べちゃいけないものかと思ったら昆布でした。違和感はもちろんありますので、好みによっては昆布を取ってからいただく方がいいかも。後で口直しに昆布。という手もあります。とにかくけっこう凝った作りだな~と思いました。完成度の高いお土産菓子だと思います。
※感想はもらえなかったので私です。(管理人)※職場や友人へ配っていて、お味の感想をくれる人はなかなかいません。一言コメントが多いです。※あくまで個人の感想です。