家来福（かきふく）を作られているメーカーの亀じるしさんは、創業1852年老舗菓子舗です。

水戸の銘菓の吉原殿中を販売する有名なお店ですが、他にもたくさんの和洋菓子を作られています。

こちらの家来福（かきふく）もその一つです。

※吉原殿中は、乾燥させたもち米にきな粉と糖蜜をまぶした和菓子です。
※吉原殿中の商標は、水戸菓子工業協同組合が取得しており、同組合に加盟する複数の菓子メーカーが吉原殿中を販売しています。

• 外箱と箱の中身
• お菓子の紹介
• 原材料表記
• お店の手提げ袋
• 価格の情報
• 販売先の情報

外箱と箱の中身

包装紙と箱はシンプルなもの。
箱は、他の商品でも同じものが使われているようです。こちらのお店の汎用箱になるかと思います。

全部で5個入りのものです。

色鮮やかな個包装。
商品名の「家来福」家に福が来るように、縁起の良い雰囲気があるものです。

お菓子の紹介

大きさは、5cm程。
重さは、42グラム程。（カップ込み。成分表示では40グラムと記載）

形は、まさに干し柿。
干し柿に粉が吹いているような表面の白さもオブラートをまぶし表現されています。
細長く萎み、甘味が詰まった様子をうまく作られているものですね。

ひと口してみた印象は、皮が薄いということ。
餅皮の感じはあまりなく、柿味の餡が主役の餅菓子になります。

柿味の餡は、白あんに生柿・干し柿のペースト、柿リキュール、さらに干し柿を細かく刻み練りこんだもの。
形も干し柿がイメージされていますが、餡も干し柿のような甘味を感じさせるものです。
食べ進めてみると、果肉のような歯ざわりがあり、干し柿を細かく刻んだものが入っているのがわかります。

餡が結構甘めで、柿の風味や味がしっかり感じられるものです。
柿好きには好まれると思いますが、そこまで好みじゃない方にはしつこいくらいの感じがしてしまうかもしれません。

万人向けのお味ではないのは確かだと思います。

原材料表記

原材料は写真の通り。日持ちは3週間程でした。

カロリー

それから全くの余談になりますが、昨今、創業100年以上の老舗企業の倒産が増加しているようです。
和菓子や洋菓子などの菓子製造業界も例外ではなく、最近では新宿の豆菓子メーカー「花園万頭（創業1834年）」の破産のニュースもありました。
老舗だから大丈夫。なんてことはないご時世なわけですね。
景況感が良くないご時世ですが、昔ながらの味、この店だけの味など銘菓や名物は末永く残って欲しいと思っています。

お店の手提げ袋

お店の手提げ袋は写真のようなものでした。

価格の情報

亀じるし「家来福（かきふく）」5個入の価格は、
972円（税込）

5個の餅菓子
1個あたり194円くらい

※価格は、2020年10月13日時点のものです。

他にも10個入のものが販売されています。

販売先の情報

亀じるし本店

直営店の他、茨城県内のイオン、カスミなどの食品スーパーの一部での取り扱いがあります。
また、茨城空港、道の駅ひたちおおたでもテナント出店されております。
詳しくは、公式ホームページにてご確認ください。

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。