近所の百貨店で催事出店がされていました熊谷屋さん。仙台の老舗の駄菓子・和菓子店でその歴史は300年を超えるそうです。

お店のお品は仙台駄菓子やくるみゆべしが人気のお品のようですが、目を引くのは「ずんだ餅」
実演販売をされていまして、大鉢に入ったずんだ餡と柔らかそうなお餅がとても美味しそうでした。

店頭に並んだパックされたずんだ餅もずんだの餡があふれんばかりの様子。
行列ができる程の混雑ではありませんでしたが、お客様が途切れることなくお買い物をしていました。

ガラス越しの実演販売に、お餅が見えないくらいのふんだんの餡。

見るからに美味しそうだったずんだ餅。それとずんだまんじゅうの販売もありましたので一緒に購入してみました。

• お菓子の外装
• ずんだ餅の栞（ずんだの名前の由来が書いてありました）
• ずんだ餅のお味の感想
• ずんだまんじゅうのお味の感想
• 熊谷屋は元禄八年創業 三百年の歴史
• 価格の情報
• 販売先の情報

お菓子の外装

ずんだ餅は、お餅が5個入りのものと10個入りのものが販売されておりました。写真のものは5個入りのものです。

ずんだまんじゅうは、6個入りです。ばら売りはありません。（店舗販売はばら売りがあるのかも？）

ずんだ餅のお餅はつき立てのもの。冷やしたりすると固くなってしまうので常温で置いてくださいとのことでした。
それからその日のうちにお召し上がりとのこと。美味しく食べられるうちにお早目ですね。

ずんだ餅の栞（ずんだの名前の由来が書いてありました）

「豆打餅」（ずだもち）が訛って「じんだ」
「陣太刀餅」（じんだちもち）が訛って「ずんだ餅」

諸説あるようですが、どちらもずんだ餅を作る様から転じて名前がつけられていますね。

ずんだ餅のお味の感想

本当にたっぷり。
お皿に移してもお餅が見えないくらい餡をたっぷり入れてくださっています。
ずんだのお色も綺麗です。

ずんだの餡は、枝豆の粒がやや残るくらいに程好くつぶれたもので食感も良く味わえます。

余計な添加物や保存料が使われておりません。安心していただけるのもいいところですね。

お餅は柔らか。コシがあり歯切れもいいです。
ずんだ餡がしっかりからまっており、枝豆の甘味がよく引き立っていてとても美味しかったです。

番茶やほうじ茶、好みのお茶とともにいただくと幸せな気分になれるずんだ餅でした。

ずんだまんじゅうのお味の感想

ずんだまんじゅうは数量限定で販売されていまして、午後2時過ぎには売り切れに。こちらもよく売れておりました。

おまんじゅうは、手に取るとなかなかの重量感です。中の餡が詰まっていそうなのがよくわかります。

ずんだまんじゅうを割ってみると、薄皮に餡がぎっしり。
ずんだ餅よりやや甘めの餡ですが、枝豆の自然な甘味とつぶつぶ感は良い物です。

こちらはやや日持ちがしますし（4日間程）、お餅と違ったずんだ餡を堪能したい方には最適なおまんじゅうなんだと思います。

熊谷屋は元禄八年創業 三百年の歴史

熊谷屋の創業は元禄8年（1695年）、300年以上の歴史を持つ仙台の老舗菓子舗になります。
お店には、ずんだ餅の他、くるみゆべし、仙台駄菓子、落雁、草餅や饅頭、上生菓子などたくさんの和菓子があるとのことでした。

仙台に立ち寄った際はお店にも伺ってみたくなるようなずんだ餅とずんだまんじゅうでした。

価格の情報

熊谷屋「ずんだ餅」の価格は、
540円（税込）

5個の餅菓子
1個あたり108円

熊谷屋「ずんだまんじゅう」の価格は、
600円（税込）

6個のおまんじゅう
1個あたり100円

※価格は、2019年11月5日購入時のものです。

販売先の情報

元祖仙台駄菓子本舗 熊谷屋 本店

本店の他、仙台駅にある仙台エスパル店、仙台空港の売店、ザ・モール長町店があります。
不定期ですが百貨店にて催事出店、物産展に出店されている場合もあります。催事情報は公式HPの新着情報にてご確認できます。

また、公式オンラインショップでのお買い求めも可能です。
※こちらで紹介したずんだ餅、ずんだまんじゅうの販売はないようです。（2020年11月16日時点）

食べてもらった方から感想をいただきました。（管理人）

紹介した商品の詳しい情報

公式ホームページやオンラインショップはこちらです。